1.はじめに
私は高校在学中に測量士補は取得しましたが、測量士には、これまで5回受験して、ともに経験不足、準備不足と不合格通知ばかり届いておりました。
業務消化は別に問題なくできますが、会社の立場上、受注における資格要件等があり自分としてこの業界で生き残って行く上で、この資格取得は絶対条件と強い気持ちをもって今回の試験は望みました。
今回は、この資格受験にあたり、私になりに考え取り組んだこと感じたことを書かせていただきます。
2.勉強方針
私は今回、過去の受験失敗をふまえ、先ず自分はなぜ合格しなかったかを考え、以下のことを決め実行するようにしました。
- 試験当日まで継続した勉強スタイルができる自分なりのやり方を見つける。
- 資格試験に合格するためには、満点を取る必要はないので、難しい問題には無理に時間をかけない。(繰り返すうちに分かってくることがある。)
- 試験出題範囲が広いため、過去の出題傾向を分析して出題傾向を把握する。
- 過去問題を中心にとにかく勉強を進め、同時に公共測量作業規程は熟読しておく。
3.継続は力なり
先ずどの試験でもそうですが継続した勉強をしなければ力は付かないと思います。
私は、いままで試験勉強は始めたが、業務消化、家庭及び個人的な私的時間などに時間を奪われ、継続した勉強が出来なく、毎回挫折していまいりました。
そこで、私はこのような時、5分でも10分でも必ず時間をつくり、勉強できる自分なりの方法をとり、とにかく「試験勉強をする」という気持ちだけはきらさないようにしていきました。
たとえば、寝る前の布団の中、トイレの中、通勤中、昼休時間、とにかくどこでも良いので少しでも時間を見つけ実行していきました。とにかくどの試験でもそうですけど、この気持ちが一番大切だと思います。
4.過去問題を解く
私の場合、試験勉強が年明けの1月頃から始めましたので、時期的にとても忙しい毎日でしたから膨大な試験範囲をまんべんなく勉強する余裕はほとんどありませんでした。
そこで、私は過去問題を中心に問題をひたすら覚え、解くといった勉強を行い、分からないところだけテキストや解説書を見るようにしました。
試験は午前の問題と午後の問題に分かれています。午前は五肢択一で7科目、午後は、筆記試験で必須1と選択2の3科目で、実務を問う記述試験問題です。
午前中は、過去似たような問題や、時にはほとんど同じ問題が結構多く出題されるため、多くの過去問題を解いているかいないかが重要になります。
又、新しい技術の測量に関する出題も多くなってきているようです。
午後の試験のポイントとしては、公共測量作業規程の中からの出題が多いためこれを中心に出題傾向の高いもの、問題を2選択できるため自分の得意とする分野を中心に熟読しておくこと又、最近は、工程管理、精度管理、原価管理、安全管理の業務管理に関する管理能力を問う問題もよく出題されているようですので、自分なりにまとめておくと良いと思います。
午後は記述式の解答ですので、採点者に簡潔に答えられるように、これも過去問題で実力を養うと良いと思います。
5.おわりに
正直、合格の自信はありませんでしたが、今回はこれまでの過去の受験と違って自分なりに勝負できた感触はあったので、「もしかしたら」という気持ちはありました。5/18に試験があり合格発表が7/18だったので悶々とした2ヶ月を過ごしましたが、パソコンで自分の受験番号があった時には、うれしいのとほっとした気持ちでとても信じられませんでした。
「合格はまぐれだったかも」と自分でも時々思いますが、合格したことで自分なりの勉強方法が間違っていなかったと実感しています。
ただし、あくまで私が合格した方法であり、実務経験、年齢、環境の違いなど個人的に差があると思いますので、とにかく先ず自分が勉強を続けられるスタイルを見つけることが大切だと思います。
最後に、昨今の測量技術の進歩はめざましいものがあります。私は今回の試験を終え、測量技術者として、まだまだ覚えなくてはいけないことがたくさんあると感じております。今後、これからも色々な分野の測量、新技術の習得に挑戦して行きたいと思っております。 |