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嵐哲郎 「受験に対する準備と心構え」

技術士 港湾・空港部門

(株)国土開発コンサルタント  嵐 哲郎
 

1.受験の動機

私は、平成19年度の技術士二次試験に合格し、技術士となることが出来ました。
現在、公共事業の入札制度は、指名競争入札から一般競争入札や総合評価方式などに移行しつつあり、今後、技術士資格は、会社や個人の技術力を、発注者が客観的に評価する指標として、極めて重要な資格となってきています。
こうした中、私は、平成18年度に技術士一次試験に合格したことをきっかけに、翌年の技術士二次試験の受験を決意しました。

2.私の勉強法

「何をすればいいのか、わからない。」
おそらく、技術士試験を受験しようと決意した、多くの人が最初に感じることだと思います。私の場合は、受験を決意したのが2月中旬頃でしたが、 こうした気持ちをもったまま、約1カ月が過ぎていきました。

「なんでも、かんでも、手当たり次第」
技術士試験では、社会資本などに関する膨大な情報を整理し、理解しておくことが重要となってきます。とりあえず、何をすればいいのかわからなかったので、とにかく、「なんでも、かんでも、手当たり次第」、建設部門に関するたくさんの資料を読みました。

「添削を受ける」
筆記試験に出題される問題は、国土交通白書などから、事前に、ある程度、予想することは可能ですが、実際は、予想と異なる問題の出題が考えられるため、試験会場で、出題に関する情報を整理しつつ、文章を組み立てていくことになります。
私が行った試験勉強は、出題される問題の予想を行い、論文を作成し、先輩技術士の添削指導を受け、そのうちに、少しずつですが文章を構成する力がついてきました。実際の筆記試験では、予想した問題はそのまま出題されなかったのですが、添削指導を受けていたことで、出題の変化に対応でき、何とか論文を完成させることができました。

「地方で働く建設技術者として…」
先輩技術士からの言葉です。
私の場合、論文を作成するにあたり、他の受験者と差別化を図る意味を含めて、地方で働く建設技術者の視点で、社会資本に関する課題や問題点を整理していくようにしました。

3.受験を振り返って

受験勉強は、仕事が終わった夜や休日のほとんどを利用しました。辛い毎日でしたが、そのことで様々な知識を得ることができ、技術士試験に合格することができました。口頭試験では、会社の先輩技術士をはじめ同僚、また、休日にもかかわらず、多くの同じ境遇を経験された方々に模擬口頭試験を行って頂きました。あらためて、感謝いたします。

4.技術士として

私は、平成20年3月に技術士登録を行ったのですが、まだまだ経験不足で、十分な技術力をもっているわけではありません。そのため、今後も、自分自身の資質の向上に努めていき、地域社会の発展に少しでも貢献できるように努力していきたいと思っています。

以上、私の拙い技術士の受験体験でしたが、これから受験を考えられている方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

 
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