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宮崎県測協「協会だより」の発刊にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
いまや、日本を含め世界の主要国が米国発『サブプライム』の焦げ付き問題を引き金に穀物類や原油価格等々が高騰し、重ねて株価の大幅下落等による資産の目減りで金融機関等が次々と苦境に陥っていく…まさに世界不況の幕開けといっても過言ではありません。
今まで戦後最長の好景気などと言っていたのは、ついこの前のような気がしますが、実態の無いマネーゲームの付けが一気に噴き出した感があります。
また、本年早々には衆議院解散総選挙が取り沙汰されていますが、政局や経済の先行きが混沌としていて、まったく予想できない今日この頃であります。
まさに『希望と夢が持てない』とはこの様な状態を言うのでしょうか?
『希望も夢も持てない』といえば人ごとではありません。まさに我々の業界がこの『希望も夢も持てない』状況の真っ只中に置かれているからです。
公共事業費の縮減による事業量の減少、追い討ちをかけるように『入札制度改革』が打ち出されましたが、現状は…と言うと「…単なる価格だけの競争にほかならない…」加えて60%台での受注競争では運良く抽選に当たっても、成果品の品質確保、従業員の雇用継続、設備投資、企業として存続などは出来ません。
まさに『希望も夢もない』と言っても過言じゃないのではないでしょうか?
しかし、どのような厳しい環境の中であっても私どもは従業員の生活を守り、社会資本の整備や災害復旧の一翼を担い、そして企業を健全に存続させなければなりません。が、現行の制度では非常に難しいし、不可能に近い事と言わざるを得ません。
御当局におかれましては、『入札制度』そのものを早急に検証して頂き、速やかに改善して頂きます様、お願い申し上げる次第であります。
これからの測量設計業界を担う若人たちが「『希望』を持って働ける、現在働いている人たちが『夢』を持って働き続けられる、後継者に自信を持って継承できる。」そのような業界であるために協会会員一同、『希望と夢』を持って、さらに精進して参りますので、何卒ご指導ご鞭撻の程を宜しくお願いします。
最後に公務ご多忙の中、「協会だより」にご寄稿頂きました皆様方に心から厚く御礼申し上げますとともに、今後とも宮崎県測量設計業協会の発展のためにご指導ご鞭撻の程をお願い申し上げてご挨拶といたします。
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