私たちの仕事
測量設計と聞いて皆さんどんな事をイメージするでしょうか?
多くの方が何かを「測る事」というイメージがあると思います。
実際に測る事が仕事になりますが何を測るのかというと、普段皆さんが通っている道路や橋、トンネルなど生活を営む上で欠かせない環境の土台を私たちは測っています。
全ての建築物には必ず測量という工程が必要不可欠です。
1センチでも測り間違えてしまうと多くの方の安全を脅かしてしまうとっても重要なお仕事です。
私たちはその測量設計を通じて、地域に住まう皆様の安全と安心を支える土台として貢献したいと願っております。
つきましては地域に住まう皆様に私たちの仕事をご理解頂けるよう業務の一部を紹介して参ります。
測量の仕事
測量は土地や建物、自然物や人工物など地球上に存在するあらゆる物の位置関係を正確に測る事を言います。
具体的には地図の作成や土地の状態調査を行ったりします。
測量の方法についても多種多様な調査法が存在しますが、その中でも広く知られる水準測量という測量法を紹介いたします。
三脚に取り付けられた水準器(レベル)を水平にして、前方に立てた目盛り(スタッフ)を読み取り、その2地点間の高さの差を求める測量法です。
主にトンネルや道路、河川など各種土木工事に付随して行われます。
地盤沈下量の調査や地震予知、噴火予知などの観測にも幅広く利用されています。
設計の仕事
測量が終わり地形図が出来たら次は設計の仕事になります。
形データを基に設計士が作業を行い設計図面を作り上げていきます。
現在ではパソコンでの作業が支流になっており、CADと呼ばれる建築物の設計に特化したソフトウェアで行う事が多いです。
設計士とCADオペレーターがチームとなり図面を作成していきますが、設計士はもちろんCADオペレーターにも複雑な地形を図面に落とし込める経験と知識が必要となってくる重要なお仕事です。
測量や設計が生かされている場所
道路
車や人が毎日行き交う「道路」の基盤を私たちは支えています。道路は私たちが生きていく上で必要な物資を運んでくれる大切なインフラですので、地域の皆様に安心して生活を送ってもらう為に正確で安全な道路作りを進めています。
橋
県を代表する一級河川「大淀川」が流れる宮崎市内では橋は特に大事な環境土台です。
この大きな設備で毎日人々の行き交いを支えています。
ダム
宮崎県が管理するダムは全部で13箇所。一つ一つがとっても大きく、洪水被害や水源の管理などをして皆さんの生活を守っています。